a long vacation

この長い余暇を生きぬくためのメモ

メンヘラを嫌っていたが、じつはおれがいちばんメンヘラだったという話

 

やばい。最近メンタルの調子が非常によろしくない。寝る前にスマートフォンを触るのをやめるべきか?しかし、これはおれの生得的なメンヘラ傾向に由来する気がしてならない。

おれのメンヘラ嫌いって、いままでホストクラブなどなどの経験から来ているものかと思っていたけど、実は同族嫌悪だったんじゃないか?と思えてきた。おれがいちばんメンヘラだから。

 

昨日も「おれ以外の男と喋らないでくれ」と彼女にほのめかし、彼女を困らせてしまった。「浮気しないでくれ」「事故に遭わないでくれ」とおれは彼女に五千回くらい言っている。さすがに鬼電とかはしない。が、やっぱり密やかな嫉妬というものはある。彼女とは位置情報アプリで位置情報を共有しているが、それだけではなんの慰めにもならない。

だって、どうとでもごまかせるじゃないか!

大学にいるからといって浮気していないことにはならないじゃないか!男と会ってるかもしれないだろう!空き教室で・・・(メンヘラ並感)。

 

やっぱりホストなんかやったのが間違いだったんかなあ。ホストの先輩方は浮気してる人ばっかりで、貞操観念バグ女性しか来店しなかったから。

入店初日にキャバ嬢に中絶させた話を聞かされ、おれはあそこで人を信じる力を失ってしまったのだ。悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)(桑田佳祐)。

 

おれは浮気、というか人に裏切られることが、めっちゃ怖いのである。弱い人間だ、井伏さんは悪人です・・・涙

 

話は変わるが、おれは詩句なんかを引用するのが好きだ。おれのようなクセクセの実の能力者の全身価値観屈折人間は、自ら語りたいという衝動と自己嫌悪とにうまく折り合いをつけることができない。そういう場合に、「引用」というのはかなりの力をもつ。

 

うまれし国を恥づること。
古びし恋をなげくこと。
否定をいたくこのむこと。
あまりにわれを知れること。
盃とれば酔ざめの
悲しさをまづ思ふこと。

 

佐藤春夫の「病」という詩だ。ひっそりとした寂しさがある。最後の「盃とれば・・・」の部分なんか、まさに文学者然としているではないか。こういう詩が書けるようになったら人生楽しくなりそうだ。いや、楽しくならないかもしれない。まあそれは書けるようになってから考えよう。何よりもまず睡眠、運動、食事、人間関係。これを徹底して抑うつを脱しよう、そういう風に思った。

 

https://youtu.be/Ax3TTEORxcQ?si=S-zgUXeXuYLrbNU5

 

桑田佳祐「悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)」。何度もいうが桑田は天才だ!